ゴールデンウィーク返上ウィーク。
そんなパンキッシュな行事を今後も入れていきます。
全日本大会大分県大会別府地区予選は、結果から先に書くと予選落ちとなりました。
予選落ちの原因
・指導指針の詰めの甘さ
・練習時間
・選手達の意識
・天然芝の悪夢
・指導指針の詰めの甘さ
勝ちにいくのか?もちろん。
しかし、どう勝ちにいくのか?
選手達のできること、できないことの把握。
合宿形式の練習で良かったのか?1回は練習試合を入れるべきだったのか?
準備として、それらを確認しあう指導者会議を多くすることが、非常に大事だと感じる大会前、大会中でした。
・練習時間
W川両コーチに委任していたゴールデンウィーク返上ウィークでしたが、2人には色々と迷惑をかけた大会前でした。
逆にヒロト塾でのコウセイのGKトレーニングはかなりの充実を今大会でみせてくれました。
・選手達の意識
大会への、いやサッカーへの『意識付け』がまだ指導者側から必要な5・6年生。
それに反して意識の高い4年生。
・天然芝の悪夢
ケントのフリーキック。コウスケのPK…、他多数。
多くの悪い夢を観てきました。
良い試合の記憶は…、
一昨年度のいでゆ杯の大逆転と、昨年度の西日本大会準決勝の2試合のみ。
実相寺の天然芝は大の苦手です。
1日目
第1試合 0-0 対ミネルバ
ある意味、この試合にターゲットを絞ってゴールデンウィーク返上ウィークを過ごしてきたように感じます。
そのための岡田塾での新レギュラーヘディング特訓でした。常に涙がつきものでしたが…、とりあえず新レギュラーメンバーは泣き過ぎ。
ウォーミングアップの時間に余裕を持たせるために14:00キックオフに合わせ、11:30集合にしていましたが、会場管理の手違いで15:00キックオフに変更。待ち長かったぁ。
ミネルバを強豪や古豪と表現するのは対戦するチームによってその方法は違うのかもしれませんが、今の大平山AFCにとっては強豪としか表現のしようがありません。
ファーストチャンスはタイチのシュート。
真っ向勝負の試合は、今地区大会の全試合を通してのベストバウトとして上げても恥ずかしくないと感じます。
DFを重視した返上ウィークだった反面、得点力を覆う陰の色が濃くなっていました。
前半は大平山が6:4。後半は5:5の五分の闘い。
0-0。
この結果は返上ウィークの充実した証であり、逆に選手達の意識レベルの向上を急務とするものだと思います。
2日目
第1試合 1-1 対スマイスFC
この試合について別段に書くことはありませんが、どうしても書いておきたいことと言えば、
・迫って来ている天然芝の悪夢
と、
・リント(大平山国東)のセンスの高さ
位かなぁ。
第2試合 3-0 対緑ヶ丘
W川両コーチが2トップにこだわる理由が解らないまま今大会に突入しましたが、中津けまり大会での得点の難しさや、1日目の得点力の乏しさを考えた時に、俺は、問題は2トップとその後ろのハーフの3人の関係(役割分担)であると感じていましたので、
攻撃時に人が、
多過ぎる。
近過ぎる。
と、W川両名に話していました。何となく無視され続けていましたが…。
大平山が優位でレベルの差が開いているのであれば、攻撃陣の多さはさほど感じませんが、レベルが均衡している対戦や、県大会がかかっている試合ではその部分が俺には醜く観えていました。
決してフォーメーションに頼るということではありません。
ただそのシステム(役割)を選手達が理解できているのか?そこが問題なのだと思います。
さて、この試合は前の試合でミネルバを1-0で破った緑ヶ丘との対戦。
一昨年度のジュニアカップ別府地区予選での1回戦敗退劇は、この緑ヶ丘との試合でした。
ミネルバに勝利と、一昨年度の出来事。
この日、俺はもう1度アラちゃんに現状のフォーメーションの意味、ミネルバ戦やスマイスFC戦で得点できなかった理由等を問い、もっと攻撃陣の人数や役割を明確にシンプルにした方が、攻撃時に近くもなく、遠くもないというバランスがとれるのではないか?ということを話しました。
この試合、アラちゃんは4年生コウスケベをストッパーにコンバートした上、俺の希望がようやく通じたのか?フォーメーションを4-2-3-1という攻撃陣シンプル型に変更をしてくれました。
試合は、緑が丘がミネルバ撃破で性根尽きたのか?それともアラちゃんのフォーメーションが当たったのか?人工芝が良かったのか?終始攻め続けて3-0。決定力に課題を残しつつも、攻め続けたことにより、完勝と考えても良いと感じます。
もっとこの様な話し合いを指導者会議を設けて行わなければならない。そして俺を筆頭にまだまだ勉強が必要。
大会前の下馬評は、県大会にはスマイスと大平山が出場という流れがあったそうですが、俺は全くそんなものは頭の中にありませんでした。
それは今も書いている通りに、指導指針の部分に不安があったからです。
緑ヶ丘戦後の俺のノートには、
次の試合は野口
俺達のゲームができれば県大会につなげる
しかし、芝の悪夢はまだ…
蘇らせたくない
OBの応援も来ている
それもある意味不安
絶対に『下馬評』を信じない
俺達はチャレンジャー
第3試合(代表決定戦) 0-1 対野口
ウォーミングアップの時に選手達の足が動いていないのに気付きました。
走っても走っても汗をかけていない…。
不安…。
前半
試合開始早々にその不安は的中しました。
3試合目の疲れか?
天然芝の悪夢か?
足が動かない。判断ミスの連発。
俺はアラちゃんに、
声をかけ続けよう!!
と言いましたが、アラちゃんは、
選手達を信じましょう。
と返してきます。
そんな前半17分。GKコウセイがキックの際にペナルティエリアから出てしまい、フリーキックを取られ、DFラインの低さも手伝い失点。
試合自体は6:4で大平山が有利だが、野口のバイタルエリアに人が多過ぎて得点できません。
後半、俺のノートには、
いつの間にか終わりたくない
とだけ書かれています。
それだけ、後半が始まっても前半の失点の流れを引きずり続けているという印象が大きくあります。
良い攻撃もあります。
しかし、ここでメインコーチのアラちゃんが声を出さなければ…。と思うのですが…。
後半中に書いた、いつの間にか…という言葉の通りに0-1のまま後半が終了。
波乱含みの大混戦だった予選リーグを1位で勝ち上がり、代表決定戦に進みましたが0-1で負け。
この試合でアラちゃんに言った言葉は、また俺の余計なお世話だったのかもしれません。
自然発生的にアラちゃんの口から出る言葉が正しく、それを待つのがベストなのかもしれません。
岡田にしてきた後悔をまたアラちゃんや香川コーチにもしてしまっているような気がしてなりません。
ただ俺が何もわかっていないだけなのかも…。
監督である俺が誰をも信じることができていないだけなのかも…。
ぅーん………、、、。
試合後、俺はノートに今大会の締めくくりの言葉を書きました。
ウォーミングアップの時に俺は気付いていたが、それを修正することはできなかった。
アップでの修正方法
そもそもの体力向上は大事
芝生の悪夢は…
払拭するしかないだろう。
次はいつこの芝生で試合をするのだろう?
良い準備はできていなかった
通常よりも少し専門的なトレーニングをしただけ
レギュラーである意識
トップの学年である意識を
どうする?
これらが現状の大平山AFCのトップチームにおける課題を示しているように感じます。
最後に、ゴールデンウィーク返上ウィークで、所属チームの合宿を控え、宿題も控えているのに負荷トレーニングに付き合ってくれた大平山国東OB3名とそのお家の方々、ご協力をありがとうございました。
OBの皆、応援に駆け付けてくれてありがとう。
選手のお家の方々、ゴールデンウィーク返上ウィークへのご理解とご協力をありがとうございました。
いなおどん、コメントをありがとうございました。
大平山AFCトップチームは、皆さんのご協力により少しずつですが上がってきました。しかし、今回はご期待に応えることができませんでした。
まだまだなチームです。
しかし、W川両名が皆さんの期待にそえるようにチームを上げてくれると信じています。
もちろん練習担当の俺も頑張ります。
今後も応援をよろしくお願いします。
↓ザ タイマーズ。忌野清志郎に似たZERRYという人がボーカルのパンクバンド。演歌は、この中のロックン仁義しか聴きません。という俺。
テーマ : 少年サッカー ジャンル : スポーツ